NEWS & TOPICS

新着情報

“CELEBRATE THE CHAMPION” イベントを開催しました。

2022年全日本ロードレース選手権、JSB1000クラスにおいて自身11回目のチャンピオンを獲得。
前人未到の偉業を成し遂げた中須賀克行選手。そんな中須賀選手、そして所属するヤマハファクトリーレーシングチームの
吉川和多留監督をお招きして、「“CELEBRATE THE CHAMPION” ともにチャンピオンを祝おう。」を開催しました。

中須賀克行選手は1999年より全日本ロードレース選手権に参戦を開始。2005年にJSB1000クラスにステップアップすると、2008年と2009年にチャンピオンを獲得。さらに2012年から2016年まで5年連続チャンピオンになるなど、2022年までに11回のチャンピオンに輝いています。しかも、2021年と2022年には開催された全レースで優勝するなど、絶対的な強さを発揮し王者に君臨しています。ちなみに、2014年からヒョウドウプロダクツのレーシングレザースーツを着用していただいています。そんな中須賀選手と吉川和多留監督をお招きしてトークショーなどを開催いたしました。

当初の開催予定日は中須賀選手の体調面を考慮して延期し、日を改めての開催となりましたが、それでも当日は多くのお客様に来場いただきました。今回の開催に合わせて中須賀選手をイメージしてデザインしたジップパーカやロングスリーブTシャツなど、プレミアムアイテムも取り揃えて皆様をお出迎えいたしました。また、中須賀選手のレーシングレザースーツに使われているレザーを組み合わせるなど、革のカラーを選んでいただき弊社クラフトマンがハンドメイドで製作するコインパースの販売も行いました。

午後1時からヒョウドウプラス2階の特設会場にて、中須賀選手と吉川監督のトークショーがスタートしました。

トークショーでは2022年のチャンピオン獲得、そして昨シーズンからの連勝記録、23勝についてお話いただきました。実は開幕戦の鈴鹿2&4レースの決勝レース2でトップを走る渡辺一樹選手に引き離され、一時はあきらめかけて昨シーズンから続く連勝がストップするかもしれなかったと明かしました。しかし、レース途中でセーフティーカーが入りレースが仕切り直しとなったことで状況が一変し、逆転での優勝となったそうです。

また、最終戦のMFJ GP鈴鹿では3レースが行われましたが、マシンの仕様が大きく変更されて乗りにくい状態だったとか。来シーズンに向けて戦闘力を増すライバルに対抗するための仕様変更だったようですが、そんな状態でも3レースともに優勝。この勝利で来シーズンに向けて大きな手ごたえを感じたそうですが、そのような状況での勝利に会場からは驚きの声が上がっていました。

また、吉川監督はそんな中須賀選手の強さに言及。若い頃から極度の負けず嫌いで、当時は勢いにまかせて勝負を仕掛けて転倒することもあったようですが、その極度の負けず嫌いが今に繋がり、圧倒的な強さを発揮していると評価してしました。

さらに、吉川監督の話は中須賀選手の横顔にも。今シーズンは若手の岡本裕生選手がチームに加入しましたが、そんな岡本選手へアドバイスを行うなど、若手ライダーの育成にも協力的になっているそうです。中須賀選手自身、チームメイトは最大のライバルであり負けたくない相手と話しますが、その反面、後輩の成長はうれしい、と複雑な心境を語ってくれました。

なお、来シーズンについては、まだ公式発表がないため明確には言えないとの前置きがありましたが、今シーズンの体制が継続される可能性が高いそうです。先述のようにマシンの改良も進んでいるとのこと。12回目のチャンピオン獲得、連勝記録の更新に注目が集まります。

トークショーの最後には11回のチャンピオン獲得の偉業を称え、チームカラーの青いバラの花束贈呈を行わせていただきました。

トークショーが終わるとそのままじゃんけん大会となりましたが、今回はチャンピオンTシャツのほか、なんと優勝した際の副賞品でもある腕時計を提供していただきました。

また、当社からもプレミアムアイテムとは別に特注カラーのアイテムをご用意。世界に1枚ずつのアイテムとしてじゃんけん大会の景品として提供させていただき、じゃんけん大会も大盛り上がりとなりました。

じゃんけん大会の後は中須賀選手、吉川監督を囲んでの集合写真の撮影のほか、サイン会なども行いました。

今回も多くのお客様にご来店いただき大盛況のうちに終えることができました。ヒョウドウプロダクツのレーシングレザースーツを着用する全日本ロードレース選手権などで活躍するトップライダーの横顔を知っていただく機会として、また、ヒョウドウプロダクツのものづくりに関する取り組み、その一端を知っていただく機会として、今後もこのようなイベントの開催を行っていきたいと思っています。次回開催の際には、ぜひご来店ください。