RACING PRO ALTIS-thea D3O®

ロードレーシングが
スピードスポーツである限り、
レーシングスーツは“フィット”していて“動きやすく”あるべきだ。
レザースーツ=動きにくいという概念を覆した
HYODレザースーツの原点がここにある。

“ぴったりとフィットさせ軽く動くこと”をコンセプトに開発されたHYODのレーシングパターン。

独特の姿勢と激しいアクションを考慮して、平面=2次元の素材=革などで
構成するパーツの形・大きさ・数を変えて立体=3次元化、
具体的には前と後ろで構成されていたパターン(型紙)を、前・後ろ・サイド部分に
分割することにより、前傾するライダーを立体的に包みフィットさせることを実現しました。

フィット性と運動性の良さは快適性や安全性へとつながり、着心地が軽く、
プロテクター類をずれにくくさせることでハイスピードライディング用スピードスポーツウエアとしての
パフォーマンスを高めることに貢献しています。

スピードスタイルデザインの
シャープなグラフィックプリント
女性専用のパターンメイキングが
優しいフィット感を生みだす

フラッシュドサーフェイスしたショルダーカーボンプロテクターとアウターに装備されたエルボープロテクトスライダーがさらに走りを極める。レースサポートで培った最先端のノウハウを余すところなく投入。

レザーを立体的な曲面加工する手法として生み出された
転倒によるダメージを最小限に抑えるHYODオリジナルのディバイドレザーパッチ。

転倒した際、肩とヒザがダメージを受けやすい箇所であることは今までのデータから歴然としています。しかもその箇所が「面」ではなく「点」でダメージを受けやすい場所になっています。従来のスーツでは立体を形成する際にその部分に縫い目が存在し、度重なる転倒等で糸のほつれや革の損傷が多く見られました。そこでその部分にできるだけ引っかかりがなく損傷を最小限に抑えることができるパッチの形状として考えられたのがディバイドショルダーパッチとディバイドエルボーパッチです。立体を構成する為の縫製には引っかかりの少ない縫い開きの手法をとり、一部のレザースーツには部分的にエンボス加工で強度を上げた型押しレザーを採用しています。

レザーを繋ぎ合わせてデザインを形作っていく“革”ならではのデザイン手法。伝統的なクラフトマンシップあふれる縫製がレザースーツの新たな価値を生み出す。

ファストハイドレザーのしなやかさと軽さを損なわずに斬新なグラフィックを実現。
発色性と耐候性に優れ、転倒時の路面との引っ掛かりがないシルクプリント手法を採用。

オリジナルブランドをスタートする前から取り組んできたレザースーツへのシルクプリント手法は、HYODが世界ではじめて開発・実現した画期的な技術です。従来のレザースーツのデザイン手法(レザーを繋ぎ合わせたり重ねたりする手法)によるデメリットを感じていたHYODがいち早く着目し、開発を成功させた“シルクプリント手法”は、レザースーツそのものとレーシングライダーに数多くのメリットを生み出しています。レザーを重ねないことによる「軽さ」、デザインを縫製しないことによる「しなやかな着心地」、万が一の転倒の際の路面との「引っ掛かりの軽減」など。さらにプリント手法による「緻密なデザイン」や「発色性」、「デザインの自由度」を兼ね備えたレザースーツの実現に繋がっています。