ロードウェアコンセプト

道に佇むウエア

人生を豊かにしてくれる
場所であり、そこへ行けば
思わず微笑んで…。
道は、そんなトコロ。

道路という無機質な場所は、人が思いを重ねることで特別な場所になることがある。アスファルトのグレーの道路が、“道”になる。そういう“道”は、人生を豊かにしてくれる場所でもあり、そこへ行けば思わず微笑むトコロでもある。そして、そこではいろいろなコトが起こるのだ。
私たちが作るウエアは、モーターサイクルに乗るときだけのものではない。さまざまな“道”にいるときに着ているものだと考えている。もちろん、モーターサイクルライディングという究極のアウトドアスポーツでの機能・安全性・快適性・耐久性を持ちながら、街の生活にも自然にも違和感がなく馴染むことを求められている。言ってみれば私たちがつくっているのは、ライディングウエアというより、アウトドア用のRoad Wearだということだ。
普段の生活にも趣味にもいつも直結しているウエアでなければならない。これが、HYODが考える“Road Wear”という概念だ。ウエアの種類やスタイルではなく、そういう思いを込めて、いろいろなウエアをつくっているということだ。“道”と Road Wear の概念は、このような感じだ。

道に佇むウエア

私たちHYODが製作するウエアは、誰がどこで着ているのか。
おそらく多くの人びとは、そのウエアを着て街を歩いていたり、お店の前でたたずんでいたり、峠道をモーターサイクルで走っていたり……。それぞれの人が、それぞれの生活の中で、そのウエアを着て“道”の上にいる。素晴らしい眺めの道も、胸躍るワインディングロードも、都会の街角も、街路樹が続く道も、すべて“道”であり、そしてそこで人生を楽しみ、生活し、日々を過ごしている。
だからここで言う“道”とは、単なる道路のことだけではなくて、自分の生活や趣味の進むべき方向を示してくれる生き方の“道”も含まれている。英語で言うRoadにWayの意味も含まれているということだ。そういう意味も含めて

LIFE ON
THE ROAD

というコンセプトは、ごく自然に生まれた。
ときには街に暮らす人のためのアウトドアウエアでもあり、また、あるときは冒険やアウトドアが大好きな人のためのタウンウエアでもある。
そしてその作りは、常に最良でなければならない。継承してきたクラフトマンシップと最新テクノロジーの融合だ。これはHYODでは欠くことができないモノ作りの精神であり、手法だ。街で着るからといって、機能が劣ってはいけない。そのウエアに合った最適な素材と技術で作るからこそ、いつも快適で生活が楽しくなるウエアになる。私たちのRoad Wearとは、そういう考え方で製作しているから、一見カジュアルウエアでも、パフォーマンスをないがしろにはしない。私たちの作るウエアには、パフォーマンスが伴わないということは決してない、ということ。これは断言できる。
何かにとらわれたりしないし、かといって守るべきことは守っていく。

道に佇むウエア

INHERITED
CRAFTSMANSHIP
AND LATEST
TECHNOLOGY

クラフトマンシップを大切にしながら、最新テクノロジーを取り入れていく。言うならば継承と進化を取り入れて、双方をウエア作りに生かしていく。モノを生み出す創造性は、旧いオリジナルを良く観察し理解してこそ発揮されると考えている。